「この検査もしとこう。」 「え~っ、もういいよ~!」 「ダメ!」 「・・・・・・」 ひとつの検査が終わったら、また次の検査・・・ と検査ばっかりで疲れてしまったあたしは、家に帰りたくてたまらなかった。 でも検査が進むにつれて、辛そうな顔の涼ちゃん。 そんな涼ちゃんを見て、あたしは気付いてしまった。 あたしの状態があまり良くないということに・・・