手紙を読み終えた俺は、寝室へ行き、りんの形見のオルゴールのネジを巻いた。 オルゴールが奏でる思い出の曲を聴きながら、もう一度手紙を読んだ。 りん・・・ 俺が今、こんな風に腑抜けになってるのを、りんはどう思ってる? 俺、こんなじゃダメだな・・・ いつかりんに会えた時に、幸せだったって言える生き方しないと・・・