「ここだよ、梨花。俺も一緒に行こうか?」 「ううん・・・大丈夫・・・」 「そうか・・・じゃあ俺、先にホテルに戻ってるから、何かあったら連絡してこいよ!」 「うん・・・ありがとう、翔ちゃん。」 そう言って、翔ちゃんに見送られながら、あたしはマンションの中へ入って行った。