そんなことを考えながら運転していたら、あっという間に聡の家に着いた。
梨花と少しでも早く会いたかったのか、聡は家の前で梨花を待っていた。
そして俺が一緒なのを見て一瞬不機嫌な顔を見せたけど、家の中に入れてくれた。
「りん・・・おいで・・・会いたかったよ・・・」
そう言った聡が、抱き寄せようとしたのをかわして、梨花は俺の腕にしがみついてこう言った。
「あたし・・・翔ちゃんと付き合うことにしたから。だから、聡くん、別れてほしいの。」
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