「陽向くん!それ、すっごい良い気がする!」
「だろ!?だからさ、今度遊ぶのも、片想い同盟のななみんと決めようと思ってさ!」
あたしはパァッと目を輝かせると、陽向くんも同じように目を輝かせる。
そして陽向くんは、持っていたテスト用紙を取り出して裏面にひっくり返したかと思えば、図書室のカウンターからペンを持ち出してきて。
そこにでかでかと“片想い同盟結成!”と書いた。
「ってことでななみん、まだ日記書いてるんだよな?そこにちゃんと、同盟のこと書いとけよ!」
陽向くんはペンであたしを指すと、ニッと笑う。
それにあたしも「うん!」と頷けば、陽向くんはその下に“同盟規約”と書き込んだ。
「その1:互いに互いの恋を応援すること。その2:好きな相手には積極的にいくこと。その3:できるだけ早く、この同盟から抜けること」
陽向くんは呟きながら、その3つを書くと、「どうだ!」とあたしに見せてくる。
あたしは紙を受けとると、3つ目の項目に「?」と首を傾げた。
「だろ!?だからさ、今度遊ぶのも、片想い同盟のななみんと決めようと思ってさ!」
あたしはパァッと目を輝かせると、陽向くんも同じように目を輝かせる。
そして陽向くんは、持っていたテスト用紙を取り出して裏面にひっくり返したかと思えば、図書室のカウンターからペンを持ち出してきて。
そこにでかでかと“片想い同盟結成!”と書いた。
「ってことでななみん、まだ日記書いてるんだよな?そこにちゃんと、同盟のこと書いとけよ!」
陽向くんはペンであたしを指すと、ニッと笑う。
それにあたしも「うん!」と頷けば、陽向くんはその下に“同盟規約”と書き込んだ。
「その1:互いに互いの恋を応援すること。その2:好きな相手には積極的にいくこと。その3:できるだけ早く、この同盟から抜けること」
陽向くんは呟きながら、その3つを書くと、「どうだ!」とあたしに見せてくる。
あたしは紙を受けとると、3つ目の項目に「?」と首を傾げた。