「葉月とは、中学からずっと、チームメイトとしてきたから。今更“好きだ”なんて言って、今の関係が壊れたら……。そんなこと、考えただけで、バスケに集中できなくなる」
「…………」
「でも、思ったんだよな。いつ、誰にとられるか分からずにヒヤヒヤするなら、もう気持ち伝えようって。このままじゃ、変わんねぇって」
陽向くんは、真っ直ぐ前を見据えながら、しっかりとした口調で話していく。
その姿は、窓から差し込む光を受け、キラキラ輝いて、まるで太陽のようで。
「結果なんて、やってみなきゃわかんねぇ。ダメだと思っても、もしかしたら、勝ち目があるかもしれない。最初から諦めるのは、やめようってな」
「陽向くん……」
「……俺は、葉月が好きだ」
自分の気持ちを確かめるように呟く陽向くん。
その表情は、とても優しそうで。
あぁ、本当に葉月が大好きなんだなって。
そう感じた。
「…………」
「でも、思ったんだよな。いつ、誰にとられるか分からずにヒヤヒヤするなら、もう気持ち伝えようって。このままじゃ、変わんねぇって」
陽向くんは、真っ直ぐ前を見据えながら、しっかりとした口調で話していく。
その姿は、窓から差し込む光を受け、キラキラ輝いて、まるで太陽のようで。
「結果なんて、やってみなきゃわかんねぇ。ダメだと思っても、もしかしたら、勝ち目があるかもしれない。最初から諦めるのは、やめようってな」
「陽向くん……」
「……俺は、葉月が好きだ」
自分の気持ちを確かめるように呟く陽向くん。
その表情は、とても優しそうで。
あぁ、本当に葉月が大好きなんだなって。
そう感じた。