次の日、目はちょっと腫れていたがメイクで誤魔化した。


「おはよう~」


「おはよう。」


なんにも知らないクラスメイトが挨拶をくれる。


「「「キャーーーーー!!!!」」」


黄色い声。


誰に向けられているのかすぐにわかった。



「雪乃、ちょっと話がある。」


「何のようですか?私には話す事なんてありませんけど。」


「俺等にはある。」


「あーあ、言い訳ですか?別にそんなの要らないですよ?私、貴方たちともう、関わらないんだから、弁解なんて必要ないでしょ?」


「雪乃。」


「まだ、何かありますか?」


「・・・。」

ほら、追い詰められたらすぐこうなる。

相手にならない。


つまんない~


「雪乃さん。ちょっとは翔の話を聴いてあげないんですか?」


わ~お
蓮って怒ると性格変わるんだね~。


「うるさい。クズは黙ってて。」