「うん・・・」
自然と涙が溢れた。
「さっき泣いたのにまだ涙出るの?」
奏に笑われた。
「・・・・ごめん・・・ね。」
奏は私の頭を撫でた。
「俺、瑞歩のこと絶対に忘れないから。」
「私も・・・忘れないよ・・・」
「泣くなよ。最後なのに・・・」
そうだ、泣いちゃダメだ。
最後くらい笑わなきゃ。
私は気持ちを落ち着かせて泣くのをやめた。
「もう時間になっちゃうね。」
「うん」
時計を見ると6時半。
そして、新幹線が来た。
「・・・瑞歩。俺、新幹線に乗るの初めてなんだ。」
「え?」
「いつも車とか電車だけでさ。初めての新幹線の中で泣いちゃうかも。」
「そっか・・・」
「瑞歩・・・」
奏は私の両腕を掴んで顔を近づけてきた。
でも・・・私は1歩、下がってしまった。
奏は驚いていた。
「あ、ごめん。バランスが・・・」
自然と涙が溢れた。
「さっき泣いたのにまだ涙出るの?」
奏に笑われた。
「・・・・ごめん・・・ね。」
奏は私の頭を撫でた。
「俺、瑞歩のこと絶対に忘れないから。」
「私も・・・忘れないよ・・・」
「泣くなよ。最後なのに・・・」
そうだ、泣いちゃダメだ。
最後くらい笑わなきゃ。
私は気持ちを落ち着かせて泣くのをやめた。
「もう時間になっちゃうね。」
「うん」
時計を見ると6時半。
そして、新幹線が来た。
「・・・瑞歩。俺、新幹線に乗るの初めてなんだ。」
「え?」
「いつも車とか電車だけでさ。初めての新幹線の中で泣いちゃうかも。」
「そっか・・・」
「瑞歩・・・」
奏は私の両腕を掴んで顔を近づけてきた。
でも・・・私は1歩、下がってしまった。
奏は驚いていた。
「あ、ごめん。バランスが・・・」