「ふふふん~、ふん、ふん~」



「..何か気持ちわりーな」



腰の痛みも何とか落ち着いた翌日。


あたしと想は学校帰りにショッピングモールに来ている。


花のプレゼントを買いに来たんだ。



平日だからか比較的にお客さんは少ないんだけれど


あたし達のように制服を着ている子達が多く歩いている。



「何で鼻歌なんか歌ってんだよ」


少し呆れ顔であたしを見つめる想。



「だ、だってさ、何かこういうの..」