想のお母さんに花をお願いして、あたし達3人はあたしがお世話になった産婦人科へと向かった。 ずっと震える荒川さんの手を握る。 どうしてだろう、あんなに苦手だったのに、今では何とも思わない。 それどころか、支えてあげたくなる。 病院に着いてすぐ検査をして、先生にすぐ呼ばれた。 「ちょうど10週目に入ったところね」 あぁ、やっぱりそうなんだ 「詳しく調べてみましょう」