正直、憎たらしい時もあるし、


怒って泣かせてしまう。


だけどそれ以上にあたしの中の花は笑顔で。


「ちゃんと、笑ってくれてる」


「なら、いいんじゃねぇの?」


「うん、う、ん」



涙がぽろぽろ零れて、シーツを濡らしていく。



「お前一人で苦しむなよ、俺がいるだろ?」


「うん、うんっ…」