訳が分からないうちに腕を引っ張られてどこかの部屋に入った。
ドアを閉めらて、そのまま床にあたしを座らせた。
「ちょっと、まずいよ」
誰かに見つかったらどうするの?
「分からないお前が悪い」
「そ、そんな事言われたって、ちょっと想?」
向かい合うようにあたしの位置を変えるときつく抱きしめてきた。
誰かに見られちゃうかもしれないのに。
あたしの心配をよそに想の腕の力が強くなる。
「なんかいいな、こういうの」
「な、何が?」
「スリルあるだろ?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…