どうしていつもこうこの人は



あたしのピンチにこうやって現れるんだろう?




「その代わり、こっちも黙っちゃいないけど」



足跡が止まって


想があたしの前に立つ。



「どういう、事?」



「お前俺の事信用してくれたんだろ?だったら何をされるのか分かるはずだけど?」



「まさか..」



「あんた、学校の金、一体何に使うつもりなんだ?」