「……ごめん……でも好きだもん」
……たぶんこと晃志っていう人が、リーダー的存在なのかな……。
「わかったから」
ギャルは、その晃志の言葉を聞いて帰って行った。
いい人……。
だが……。
「じろじろ見てんなよ」
……。
あたしはとりあえず自分の席にカバンを置いて、机に伏せることに。
そりたら……。
「ねぇ~。ちょっと話そ~」
あたしに話しかけてくれた子がいた
「うん」
あたしはそう言って、その子についといく。
「あたし、内紀由麻(ないきゆま)っていうんだ。このクラスに友達いないから、友達になって~」
由麻ちゃんは、笑顔であたしにそう言ってきた。
「あっ……全然いいよ!!!あたし、引っ越してきたばっかだし、友達いないんだ……」
「やった~。由麻って呼んでね♪」
「うん。あたし、神崎紅葉。紅葉でいいよ」
「うん。紅葉……さっきさぁ~、晃志達と話してたけど……知ってんの?」
「何が?」