目をそぉーっと開ける。
目の前にゆきくんが居るんじゃ無いかって、期待していた自分が居た。
頬に何かの感触がする。
手で触れると、雫があった。
私、泣いてたのかな?
何か引っ掛かる様な気がしたけど、気にせずに拭った。
「あれっ?」
枕の横に置いてあるモノ。
それは
「絆創膏…?」
ハートの形をした絆創膏。
もしかして、カレが?
いや、そんな筈ある訳が無い。
自問自答してたどり着いた答えは
「竹下先生が置いてくれたんだよ…うん。」
かなり無理矢理こじつけた曖昧なモノだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…