―20分後― 
 
 
 
 
「ん~!おいしかった!」
 
 
「そうですね。
僕もこれほどおいしいとは、思いませんでした。」
 
 
「そうだな。」
 
 
 
「…って、白魔食べるの遅っ!女の子みたい。」
 
 
「うるせぇっ!黙れ。」
 
 
「まだ半分も食べてないじゃん!」
 
 
「食べれりゃ何でも良いんだよっ。」
 
 
 
「ふぅん。」
 
 
あともう少しで…
 
こんな当たり前の生活も、出来なくなっちゃうんだよね。
 
 
 
「…明友?どうかしたか。」
 
 
「ううんっ…。
今日は楽しかったなぁー、と思ってさ。」
 
 
「楽しかったって…
アイス食いに来ただけだろ。」
 
 
「そうだけど…楽しかったの!」
 
 
「ふーん。」
 
 
「帰ったらご飯食べて寝よっと。
なんか少し疲れちゃったし。」
 
 
「あぁ。」