何か私…私みたいな人がこんな
みんなら応援されてて…良いのかな?






私は高いヒールを履きながら
必死に駅前に向かった。

……あぁ着いた。今の時間は
…8:59分。本当にギリギリ。
もうみんな来てるじゃん。

「みんな…はぁ…ごめん遅くなって…。」

「美桜どうしたの!そんな息きらして!」

「ちょっと…はぁ…寝坊しちゃって。」

「美桜らしいな。」

そう言ったのは翔太。

「はぁ…うるさいな…。」

「まぁまぁ、とりあえず行こうか!」

「はぁ…うん。」

「美桜、大丈夫か?」

「あぁ拓哉くん。うん。もう大丈夫。」