「って・・・おるわけねぇよなぁ・・・。


誰か推薦したいヤツとかおらんか?」



シーンとなっているあたし達に先生は一生懸命問いかける。



すると、静かな間に一人手を挙げた。


「先生、あたしミヅとヒデキがいいと思います。」


後ろからマキの声がした。


えええぇぇぇ!?



「ちょッ・・・マキ!何考えてんの?!あたし学級委員長とか無理!」



小声でマキに言う。


するとマキは笑いながら「いいじゃぁん」と言った。


小悪魔だ・・・・。てゆうかヒデキがあたしとなんて嫌なんじゃ・・・



「ミヅ・・・関原か。んでヒデキ・・・藤内な。


どうだ?みんな?俺はいいぞ。」



適当に決めやがってぇ~・・・この先生嫌い・・・!!


まぁ・・・先生がこんなこと言うからみんな大賛成。



あたしとヒデキは・・・・学級委員長になった。



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