「あッあたしの名前は志筑マキだよ!マキって呼んでねぇ!」



マキは慌てながら言う。



「あたしはねミヅキ。ミヅって呼んで。ところでマキは何組だったの?」


「マキは5組だったよ!結構離れてるよね!」



なんだかマキとだったら結構仲良くなれるかも…


「マキ、これからよろしくね!」


あたしはニッコリ笑いながら言って前を向いた。



ガタッ・・・・



前を向いた瞬間、隣から大きな物を置く音がした。



あたしは気になって横を見るとヒデキらしき人。



あたしの隣の席に荷物を置いてるんだから多分、ヒデキと
言う人だ。



・・・・かっこいい・・・・



その言葉しか似合わないような人だ。



これは・・・一目惚れ?



「何お前・・・・つか、見んな。」


は?


ヒデキをいう男は席に座りながらあたしに言った。