「もしぃ?どしたー???」
「もぉーし♪
今さぁ一輝ん家から帰ってる途中なんだけど
暇だから連絡した♪」
「あーまじかぁ!!歩き???」
まるで彼カノのようなやりとり。
たかがひま電でも一瞬だけ
彼女に戻れた気がして
幸せな気分になれるの。
そんな時間を長くしたいため
毎日話すことを考えてるし
寝るのが夜中の3時を回るぐらいで
寝不足になるまで
幸せな気分を味わってたいぐらい(笑)
未亜ってちょぉ乙女♪とか
まぁおとめ座だしぃ♪とか
アホなこと想っていたら
一気にどん底に落とされた。
「俺さ、好きな奴いんだよね。」
「え、だれぇ???
あ、まさかの未亜♪???(笑)」
とか調子に乗っていた自分を後悔した。
「・・・・未亜の友達の理香っているじゃん?
それだよ!」