私の心にはいつも、苦しくなるほど、胸をしめつける感情がつきまとった

その感情がこみ上げてくると、人が怖くて、コントロールすることができなくなってしまう自分が怖くてしゃがみこみ、必死に自分の両手を握りしめる

それは今も尚、続くどうにもならない感情

高校2年になった私は、そんな自分を隠すために仮面をかぶった

愛されるようにと精一杯の笑顔の仮面、そして愛される為に自分を着飾る仮面
愛される為に言葉の仮面、すべて愛される為の仮面・・・


私を好きだと言ってくれる人が一人でも多くなるように

私にはそれしかなかった・・・

誰かに愛されていなければ生きている実感さえ持てなかった