マスターが出て行ってから二時間が経過した。

飾りつけも終わり、いい加減息子が待ちくたびれ始めた頃に、その電話は鳴った。


病院からだった。


私は冷静に応対し、息子と共にその病院へ向かった。






青白くなったマスターが、そこにいた。