「璃裡姉、お疲れ。」

「優ちゃんもお疲れー。」

「2人共、可愛かったわよー。」

あたしと優ちゃんで話していると

マリアさんが、横から笑顔ではいってくる。

「でも、どうしたんですか?急に。」

「いやぁー。この雑誌の編集さんがね、どーしても2人がいいってきかなくて・・・。」

「でも、元々モデルさんはいってたんですよね?」

「そうなんだけどねぇ。」

あはははーっと

笑ってごまかすマリアさん。

もうっ

最初から言ってくれといてくれればいいのにー・・・。



「璃裡姉?どーかした?」

「んーん。なんでもない。」

ささっと衣装から着替えて、優ちゃんに

「行こっか。」

と、声をかける。

「うん、待ってるでしょ?」

「多分ね。」

美瑠ちゃんと、苺ちゃんは

モデルってお仕事に、すごく興味があるらしい。

まぁ

優ちゃんが好きなくらいだもんね。