家、あたしの部屋にて。

「ゆ、優ちゃんっ・・ですよねっ・・。」

「ん?あなた達が苺ちゃんと美瑠ちゃん?」

「「は、はいっ。」」

大好きなモデルさんが目の前に来た感じだろうか。

2人はかちこちに固まっていた。

「そんなに硬くならないでよー。」

相変わらずの笑顔で

優ちゃんは2人をなだめだした。

「とりあえず、自己紹介しよっか。あたしは優。翔兄の双子の妹だよ。」

「あ、あたしが美瑠でっ。」

「あたしが苺ですっ。」

「苺ちゃんと美瑠ちゃんって呼んでいい?あたしのことは好きに呼んでくれていいから。」

「「じゃ、じゃあ優ちゃんって呼ばせてもらいますっ・・。」」

普段の態度が無かったかのように

敬語を使ってる苺ちゃん達。

そんなに硬くなんなくても・・・。

「敬語なんていらないってー。同い年なんから。」

「そ、そっか。」

「じゃあ・・。」

「ね?よろしく♪」

「「よろしくねっ。」」

やっといつもの2人に戻ってきた。