「終わったぁー♪」

「だねぇー。早く遊びに行こー♪」

「苺ちゃんと美瑠ちゃんは、どーする?着替えてくっしょ?」

「んー。あ、そーだ♪璃裡、服かしてよ♪」

「いいよー♪」

苺ちゃんと美瑠ちゃんなら

余裕で入りそう。

細いもん。

「でも・・入るかなぁ・・。」

うーん。と唸っているのは苺ちゃん。

「入るって。苺ちゃん、細いし。」

「璃裡のほうが細いくせにーっ。」

むっとした顔をしてる苺ちゃんを連れて

とりあえずあたしの家に帰ろう、と言う話になったあたし達。




「お、璃裡。帰んのか?」

「うん。今日、美瑠ちゃん達と遊ぶんだ♪」

「ふーん。じゃあ俺らも一緒に帰るわ。おい、行くぞー。」

和弥君は、皆を呼び集めて

軽い集団みたいに、ぞろぞろ帰りだす。

「お前らもくんのー?」

「璃裡と遊び行くんだもん。別にいいでしょ。」

「いいけどさぁ。」

ぶつぶつ言いながらも

追い返さないのが和弥君のいいところ。