全ての事が終わり

学校案内をすると担任が言い出した。


学校案内かぁ…


学校案内をするにあたって

貴重品は各自のロッカーに入れるよう指示を受けた。


ロッカー…

自分のロッカーなんて解らない

みんなも一緒で迷ってる人がたくさん居た。

あ…………

その中にシャーペンの女の子が居た。


友達作らなきゃ!

最初が肝心だよね!

と思って話しかけてみた。


「ロッカー解る?」


びっくりした様子で振り返った彼女は少し緊張気味に答えた。

『解らない。』

「やんなー。梨央も解らん!でも席後ろやし…多分近いはず!」

頑張って話を続けた。

『あー…そっか!そうやんな!』


そしたら相手は結構気さくに話を続けてくれた。


彼女は美咲。

身長が高くてスタイルがいい。

髪の毛は色素が薄くて少し茶髪。

話し方が可愛らしい女の子だ。




その後ロッカーに全員入れたか確かめる時

1人だけロッカーに鍵がかかっていて

慌てている男の子が居た。

大変だなぁと思いながら

美咲と話を続けた。


やっと問題が解決して

クラスが何となく和んだ。



学校案内をする為に廊下に並んだ。

私はずっと美咲と話ていた。

ちょっとのんびりしてそうな雰囲気で和めた。