「あ…いやぁ…うん。」

戸惑って訳の解らない事を言ってしまった。


少しの沈黙が続き

変な空気が流れはじめた……


『じゃあ…お互い頑張ろうや!』

そんな沈黙を破ったのは優奈だった


「え…」

『梨央も気になるんやろ?』

戸惑う私に優奈は優しくそう言った。


「………うん。」


ただ素直にそう答えてしまった。


『そのかわりどっちが負けても応援やで!』

「わか……った。」

私は流されるがままにそう答えた。


『頑張ろうな?』

「うん…」


正直優奈とライバルなんて絶対いやだった。

始めて結構仲良くなった友達とライバルなんて気が引ける…


だけど負けたくない…。







その日から 優奈とは友達でありライバルとなった。


優奈は社交的で元気でとにかくいつも笑っている

可愛い女の子だ。


私とは真逆で………