遊園地は私達が付き合い初めて初めてのデートした場所。

何でか信哉はここがいいって聞かなくて

それに何だかいつもより凛々しい?

私の勘違いかな。



私達は思いっきり遊んだ。
そして空が赤色になり始めた頃

「なぁ、やっぱ最後は観覧車だよな?」

信哉が聞いてきた。

「えっ......、やだ」

「何で?」

いたずらっ子がする笑顔をしながら聞いてくる。

私が高所恐怖症なの知ってて聞いてる。

ムカつくっ~

「いぢわるっ」

「今知ったことじゃないでしょ?」

「っ....。わかっ..たわょ。行けばいいんでしょ。」

「よしっ!じゃあ決定!」

そう言って信哉は私の手をさっきよりも強く握ってくれた。

変なとこで優しいんだからっ