「じゃあとりあえずテニス部みていく?」
「はい!!」
一通り話を聞いて
入部することにした
「入部ありがとね」
「いえいえ、とんでもないです!あの、名前教えてくれませんか?」
「そっか自己紹介まだだったね」
何故かその人が
気になってしかたなかった
『はじめまして、俺隼人っていうんだ』
『あっ、どうも』
「あたしは、有加っていいます」
「よろしくね、有加ちゃん」
この時からもう
もしかしたら好きだったのかもしれない
今から思えばあの時あんなに
隼人の顔見なかったら
こんなふうに幸せを
感じなかったかもしれない
それから数十分後
晴香と美海と合流して帰宅した