「さっきのは説明しにくいんだけど

さっきのは、あやかしだよ。」

『え?なに?ワンモアプリーズ?』

「だから、あやかし。」

『あぁ~。あやかし、ね』

なんか疾風が、ほんとに分かってる?

というような目を・・・。

しょうがない。観念するか・・・。

『ごめんなさい。教えて下さい。』

「あやかしっていうのは
妖怪みたいなものなんだけど、
霊的な生き物みたいなもので
幽霊がその仲間に入る、その
幽霊が現世にとどまりすぎて
姿形が変化したもののこと」

『うん。まぁ何となく分かった』

っていうか、

妖怪って本当にいたんだ・・・。

まぁ、さっき見ちゃったし。

信じるしかないよね~