よし、なんとなく直感で進んでみよう

えっとー

たしか、このまままっすぐ進むと

う~ん?



………

あっ!ここだ!

カサッ

え?

『誰かそこにいるの?』

……。

だれもいないか。

ガサガサガサガサ

なんか風が不気味…

「~~~~~~」

え?

「お前を~~~」

なに?

「お前を殺す!」

『ぎゃ!!』

殺される!

「滅!!」

え?だれ?

「大丈夫か!!」

疾風だ。

『何でここにいるの?
っていうか、今のなに?』

「さっきお前が
歩いているのを見つけて
追いかけてきた…今のは…
今は話せない。
かえってからゆっくり話す」

疾風の顔があまりにも真剣だったから

黙って頷いた。