『司。無茶をするでない。我が間に合わなかったらどうする』 「そんなの平気よ」 リョクが間に合わなかったとしても、 2階ぐらいの高さなら余裕で着地出来るわ。 「それより………」 『分かっておる。あ奴らが居るのはグラウンドだ』 「直ぐに行くわよ」 私はリョクの背にしがみつき、グラウンドへと急いだ。