天気は晴天。 元気よく挨拶をして家を飛び出す少女と、礼儀正しくしおらしく挨拶をして家を出る少女がいた。 彼女たちの名前は、順に川原砂月と海荻芭琉和といった。 2人は小学6年生の時、同じクラスになって仲良くなった。 中学もずっと同じクラスで高校もせっかく同じ学校に合格したんだから、2人は同じクラスになりたいと願った。