「…あっ、そこはもう少し溜めてから!」


ついつい出てしまった声。


さすがにこれ聞かれたらヤバイよね?


私の思いとは裏腹に、聞こえてしまったのか、圭達がこっちを見る。


「っ!?真冬!?出てくるなって言っただろ!!」


「は?!真冬!?」


「何でいんだよ!」


ちょっと、圭さんたちひどくないでしょうか?


私は無視して圭達の元へ向かった。