「……長井…由依。」

ボソッと呟く声がした。

するとまた肩を叩く長井くん。
今度は何だと思いながら振り向くとまた彼は紙を渡してきた。


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長井由羽って言うから。
よろしく。

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はいはい。よろしくよろしく。
って、名前一文字しかかわんないじゃん!


そう思ってチラッと後ろを向く。

「………。」
「すー。すー。」

また寝てやがる。
てか寝るの早くないですか?


あれこれ寝ている人にツッコミをいれていた。