それは・・・隣のクラスの吉原萌という女の子と付き合っているということ。

今日は何にもそいうことを言っていなかったし、聞かされてもいない。

匡は、いつも告られたら、すぐ自慢をしてくる。

でも、今まで1度も彼女をつくったことがなかった。

なのに・・・どうして?

匡と誰よりも長く一緒にいたのは、アタシなのに・・・。

やっぱり、幼馴染だから、恋愛対象に入らないんだろう。

匡が何も言ってこなかったってことは匡から告白したのかな?

そんなことを思いながら、携帯を開くと匡からの着信が1件。

かけ直した方がいいのかな・・・。

こんな夜中に迷惑だよね。

時計の針はもぅ2時を指していた。

明日かけ直そう、そう決め、翔くんに振り回されてクタクタで、ベッドに入るとすぐ眠りに落
ちた。