「ーーあっあのあのあのっっ!!オオオオレ...オレと、付き合ってくれませんかっ!!!」
静まり返った校舎裏に響く妙に馬鹿でかい声。
それもそのはず、今一人の男子生徒が学園の天使...まあただ勝手につけられた名だが、に一世一代の大告白...いや、告白を繰り広げているのだから。
「......ーー。」
当の本人は身体を水平に傾け、両手を真横に揃え、今か今かとこの恋の結末を待っているわけだが...。
学園の天使?たる『北嶋ゆずな』...私は困り果ててしまっていた。
静まり返った校舎裏に響く妙に馬鹿でかい声。
それもそのはず、今一人の男子生徒が学園の天使...まあただ勝手につけられた名だが、に一世一代の大告白...いや、告白を繰り広げているのだから。
「......ーー。」
当の本人は身体を水平に傾け、両手を真横に揃え、今か今かとこの恋の結末を待っているわけだが...。
学園の天使?たる『北嶋ゆずな』...私は困り果ててしまっていた。