桃子はお爺さん達をちらりと見ました。

誉めてもらえると思ったのです。

しかしお爺さん達がずっと桃子を見ていたのに気付き、恥ずかしくなって照れ笑いを浮かべながら部屋の隅にいきました。

桃子は空気が読めないので、桃子に対して落胆しているとは蚊ほども思いませんでした。

根暗の割にプラス思考なのです。

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