しばらくすると何も知らない桃子が黙って家に入ってきました。 ただいまの挨拶は恥ずかしくて言えないのです。 頼まれたことしか出来ない桃子は、洗ってきた洗濯物をお婆さんの近くに黙って置きました。 自分で干す気はさらさら無いのです。 _