お婆さんはそんな桃子を見て驚愕しました。 自分の娘は根暗だと散々思ってきました。 それは性格なのだから仕方がないんだと理解していたつもりでした。 それでも尚、変わってくれると密かに期待していた自分がとても浅ましく見えたのです。 _