しばらく無言で見る二人。

すると…


「ちょっ…いや」

いきなり優雅が抱きついてきた。

「え…そのつもりじゃないの?」

ぁたしを凝視しながら言う。


「ちがっ…」

ぁたしを黙らすように無理矢理キスをしてくる。

やだ…初めてなのに…


「いやっ…」

ぁたしは精一杯の力で優雅を押しのけた。


服の袖で何回も口をふく。やだ…怖い…


「もしかして…初めてだった?」

困ったような顔でぁたしを見る。
そんな顔で見ないで…
何も答えないぁたし。

「ごめん。帰って。初めてとか…めんどいし」

ぁたしは耳を疑った。
最低…