「うっわー棒読み」


紗理奈「ごめん」


「よし、終わり」


紗理奈「やっとか」


「別に紗理奈がするんじゃないんだから、勝手でしょぉ?」


紗理奈「うん、まぁね

でもさ、彼氏作らないよね」


「……彼氏いらない、今は」


紗理奈「なんで?」


「……なんでもいいじゃんか」


紗理奈「話してくれないの?」


「…色々あるんだよ」


紗理奈「……友達だと思ってたのに……」


「友達だよ!でも…ね?もう少ししたら、話すよ……」


紗理奈「話したくなったら話してね」


「うん!」





キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴ったと同時に先生も入ってきた。



先生「ほら、座れー」


紗理奈「うっさいな……」


「だよね………」


と言って、席に戻った。