俺の言った言葉に、一瞬臆したスイ。 肩がびくついたのがわかった。 どうやら、俺のささやいた言葉が突き刺さったらしい。 もう、コイツに勝ち目はねーな。 「僕が、勝つんだっ!!!」 叫びながら、俺に向かってくるスイ。 いいなぁ、その目。 まだまだ、でかくなるな。 ―――――――バキッ 俺は、"愛をこめて"殴った。 スイは"避けなかった"