「グハッ・・・!!」


後ろによろめきはするものの、倒れはしない。


「てめぇ・・・・!」


口の端から流れる血を手の甲で拭いながら鋭く睨む。


俺は緩く笑いながら、しっとり呟いた。


濡れた唇からは甘い言葉が出る。


乾いた唇からは・・・・





「俺達の"愛"のために。シンデイケ・・・・。」






その乾きを潤すために鋭利な言の葉が・・・。


さぁ、お前のその滴る液で俺の乾きを癒して?