「はいっどーぞ!」


え、志穂ちゃん?
何言ってるの?

きっと楽しんでるよね…顔にやけてるし…。


仕方ない私の必殺技『うるうる嘘泣き』を使う時がきなた!


「志穂ちゃーん…」

「わかった、行きます…」


廊下を出たとき志穂ちゃんが何か言ってたけど
あまり耳に入ってこなかった。


いや、緊張しすぎてそれどころぢゃなかった…。