侑梨side


「侑梨?最近気になる噂聞いたんだけど…」

「噂?それどっから聞いたの、梨沙」

「今、白夜っていうところが現れて、しかも何気強いんだって…。なんか気にならない?」

梨沙…絶対に楽しんでるよね…。
「どうせ、俺が言わなくても調べてんだろ?」

「あ、調べたけどわかんなかった……」

はぁぁ!?
梨沙でも無理なのか?

なんかすげぇ気になる…。
ちょっと久しぶりに見回りでもしてみっか…


「梨沙ー?マキ知らない?5秒以内に来いって伝えて~。あ、それと下の奴らも!」


マジで最近家に帰ってないけど、まぁいいか!!


「下の奴らは集まったよ。あとはマキだけ」


皆さん、集まるの早いね…。


バンッ!!


「侑梨…5秒以内とはどういうわけ!?無理があるから!!」

「いいから座れよ。んじゃ、下に行くぞ」



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「お前らー?明日から街の見回りをしたいと思う。だから適当にグループ作って何曜日に行くか梨沙とマキに伝えて。以上」


「ちなみに梨沙とマキは見回りはいらないから。幹部からは俺1人でいいから」


1人の見回りは楽しいんだよなぁー♪
まぁみんなには悪いが俺は今日から行くぞ…♪