「っていうかヨク『ゴルゴ14』とか知ってるんだね!」





「うーんと、たまにネットサーフィンするんだけど、そのときチラッと見かけたから…………くしゅん!」







上半身裸の寒さが祟ったのか、ヨクは小さくくしゃみをした。








「ごめん!!すっかり忘れてた!もう服着ていいから!!」






ヨクもリアルと同じようなつくりだということを思い出し、慌てて私は着衣を勧めたのだった。