もう一度私が手で顔を覆うと、ヨクはこう言った。






「恥ずかしいの?」






「は、ははは恥ずかしいってそりゃ男性の裸なんて小学校のプール以来見てないし…アニメとかで拝むことはあるけどそれとヨクとでは違うっていうか………////」







その造り上げられたたくましい肉体美をどうしても直視することができなかった。






「ドキドキして心臓破裂しそうだからぁっ………ホント心臓に悪いからお願い…!」




私は絞りだすような声を出した。