一日の授業が終わった。
とは言っても、俺たちは
途中から登校したから、
二時間しか受けていない。
「マチ!一緒に帰ろう。」
「あ…はい。」
「なんで敬語?」
「あ、ごめん…なんでもない。」
「変なマチ…。ふふ、行こうか!」
「うん!」
放課後、マチさんが、玲奈の
親友の佐伯さんに、話しかけられていた。
もともと、佐伯さんは、マチさんを
親友だと、今は思い込んでいる。
マチさんが、誘いに乗るならば、
俺が引き留めるわけにもいかない。
佐伯さんなら、大丈夫だろう。
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