私がリスカをし始めたのは
「高一」のころだった
中三の時まではリスカなんかなんでするのかわからなかった
切ったら痛いじゃん
友達がリスカしてるのを聞いてそんなことを思ったのを覚えてる。
「あっあいおはよう」
あたしは何処にでもいる普通の高一だった
普通の生活
本当に普通の高一だ。
そんな普通のわたしは、先輩に恋をした。
先輩は2つ上でりょう先輩って私は読んでいた。
大好きで大好きで
いつもメールしてた。
でも先輩が好きになったのは私がりょう先輩の事を一番相談してた友達だった。
「りょう先輩と花火行ったんだ」
他の友達と喋るあの子のはなしを聞いていた。
ーわたしじゃなかったー
ーいつからあの子とー
どす黒い嫉妬が渦巻いた
近くにカミソリがあった
気づいたら切っていた
不思議ー痛くないー
心が不思議と楽になった
ーあっあたしー
切ったら喪失かんを感じた